爽やかなメロディの裏は… - ムーンライト・シャドウ

02 19, 2018 | Tag,ソフト,ヨーロッパ,ブリティッシュ,クラシック名曲


本日ご紹介する曲 ムーンライト・シャドウ - マイク・オールドフィールド with マギー・ライリー

前回から日数が経ってしまいました。オリンピックもあって音楽をじっくり聴く、という気分にはなっていないのですが、前回の続きで今週もノスタルジー溢れる音楽をご紹介したいと思います。

前回が70年代の曲だったので、今回は80年代のノスタルジー曲 - ムーンライト・シャドウです。私はこの曲がヒットした頃から洋楽を聴き始めたと思うんですが…不思議と80年代に聴いた記憶がないんですよね。オランダに来てからよく聴くようになったので、この曲は最近の曲かと思っていました。

なんでだろう…と思ってみると、この曲はヨーロッパで大ヒットしたもののアメリカではヒットしていない(もしくはレコード販売されていない)んですね。80年代はほとんどアメリカントップ40ばかり聴いていたので、ヨーロッパ・オンリーの流行りの洋楽ポップ曲ってあんまり知らなかったのかも。理由がちょっと分かりません。もしや覚えてないだけ…?でも、好きなメロディは絶対忘れない自信があるんで聴いたことなかったと思うなあ。

…こんな感じに、私の中では古い曲としてレジスターされてないんですが…。この曲は日本で人気あって、ウィキペディアによるとこのメロディはガンバ大阪の応援曲にも使われているんだとか???へぇ~面白いですね。でも、このメロディは日本に好かれるメロディかもしれませんね。どことなく日本の邦楽にも通じるものがあるような気がします。

このオリジナル曲は映画エクソシストのテーマ曲作曲者として名高いマイク・オールドフィールドによって作られ、ボーカルはスコットランド出身のマギー・ライリーによって担当されていますが、彼女の声が…ほんと美しいですねえ。これぞ美しい英語の曲って感じで。こんな感じで歌えたら、私の英語も完璧じゃん!と、この曲を聴きながら気分はマギー・ライリー!!と声を張り上げて一緒に歌っていますが、果たして…(汗)。

あと、途中のマイク・オールドフィールドのギターソロ部分もとても好きです。なんせギター音好きですから、ソフトなメロディーの裏に刻まれるこのじゃんじゃらぶりにはゾクゾクします。

さて。この曲は爽やかなメロディーですが歌詞は決して明るくない歌詞で、銃で撃たれて死んでしまった彼は月明かりの影によって遠いかなた(天国)に連れ去られてしまった。そんな彼にいつか天国で会おうというものです。

ヨーロッパでは、自分が死んだらこの曲をお葬式で流して、と希望する人も多いらしいのですが、確かに自分が先に天国に行ってしまったとしても、いつかまた天国で愛しい人に会えるのであれば、この曲は決して永遠の別れを意味するのではなく、なんというかキリストの復活を感じさせるような希望をもたらすものなのかなあ、と思います。そういう意味でこのメロディはアリなのではないかと、そんな気がします。






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今も通じるノスタルジー - ラジオスターの悲劇

02 03, 2018 | Tag,ヨーロッパ,クラシック名曲,ポップ


本日ご紹介する曲 Video killed the radio star - バグルス

この曲はもう40年近くも前のヒット曲です。この曲は一発屋(英語で言うとOne Hit Wonder)ジャンルの中でもベストソングのひとつとして取り上げられている名曲です。

たぶん私は年代的にこの曲のヒットと洋楽を聴き始めた時代とマッチしていないのですが、ずーっと昔から知っています。いつから知っているんだろう…と考えても分からないくらい。たぶん日本でもどこかで聞いていたのね。有名だものね。そして今もラジオで流れ続けていて、気にも留めないけど30年以上ずっと聞き続けているんだわ…。

この曲は、テレビの登場によって仕事がなくなってしまったラジオスターの悲劇を歌ったもの。イギリスらしく風刺をこめた曲なのですが、なんていうか…この風刺がまるでチャップリンの映画のようで心を打つんです。過去にしがみつき、変わってしまった現代を嘆く…。ラジオ時代はなんと素晴らしかったことか。なのに今の若い人はこのラジオの良さに目も向けずテレビを見ている。私が活躍した場所はもう廃れてしまった…。

時代は変わって今現在。当時は新しかったテレビが今度は曲がり角にきていると思うんですよね。まだ主流なのかもしれないけど、でも、もう今の若者たちは私たちの子供時代のようにテレビにかじりついてはいません。彼らにとっては、テレビは絶対ではなく、ただのコンテンツのひとつに過ぎないんです。

まー、日本の芸能界はまだ気づかない…いや、すでにささやかれているけど、あえて無視しているって感じだけどね。でも、あと5年経ったらどうかな。10年経ったらどうなっているだろう?今よりテレビの視聴率が高いことはまずあり得ないでしょうね。もうこうなっちゃうと内容がどうこう、じゃないんですよ。ラジオだって素晴らしい番組がたくさんあったけど、テレビに取って変わられたわけでしょう?単にテレビに費やす時間がないだけ。

ちなみにもうオランダではそれが顕著になってしまっており、テレビ放映をやめて同じ放送番組をユーチューブに移している番組もあるんです(子供番組を中心に。子供は今はユーチューブのほうが上になっているんで)。うちの子を見ても、見ているテレビはほとんどないなあ。

そう考えると…。いつの時代も廃れていくものがあり、新しく誕生するものがあり…人知れず時代に取り残されていく人が存在するんだな、と。そう思うと、ますますこの曲が過去のヒット曲ではなく、現在にも通じるノスタルジーな曲なんだなあ、とじわーっとなってしまうんです。






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青春時代を思い出す - EVE 6

01 30, 2018 | Tag,ロック,アメリカ,ポップ,ノリノリ,パンク


本日ご紹介する曲 EVE 6 - プロミス

ヨーロッパの冬は長く…。暗い…寒い…太陽を見ない日が続きます。この頃になると、「いい加減にしてくれえ~~…」と心の底から嫌気がさすような。毎年同じ、なんとも言えない気分の日々が続きます。実際、ビタミンDを飲まないと気分が優れないのですから、いったいどーなってんねん!北国はまともに人間の住むところじゃないのかもしれませんね~。オランダでこんなんじゃ、フィンランドとかノルウェーはどうなっちまうんだ…。

そんなときには、外から元気を注入しましょう!というわけで、本日はサンサンと輝く南カルフォルニアから、青春映画を思い起こさせるような曲をお届けしましょう。…と、こう書きながらこの曲を聴いていたら、手は冷たいけど気分はノリノリになってきました。

この南カルフォルニア出身のEVE6は、アメリカ国内では成功しましたが国際的には特に活動していませんので、名前を知らない方々は多いと思います。オランダでは彼らの曲が流れることは…ないね~。インターネットで見つけるまで、私も彼らの存在を忘れていた…かも(汗)。

彼らは早くして成功を収めたのは良かったのですが、結果としては活動期間が短すぎました。最後は精神的にも肉体的にもボロボロで物別れ、という状況だったので仕方なかったといえばそうなんですけど。今は再結成しているそうですが、いい曲が生み出せる時に解散してしまった、というのは残念です。

今までもいろんなグループを見てきましたが、やっぱりずーっと続けるってすごいことですねえ。強靭な精神の持ち主じゃないとダメってことなんでしょうね。はたまた、そこそこ売れて、そこそこ自分の好きなように活動できる、とか。普通の人にとっては売れすぎて自分でコントロールできなくなるのが破滅への道なのかも。

さて。この歌は、いかにも若者らしい歌の気がします。そもそも「Promise(約束)」なんて…子供が「約束は守りましょう」等と使用する言葉っていう気がしますし。私くらいの大人になると「約束」…ってあんまり使わないような?少なくとも友達や仕事でアポを取ることはあっても約束をすることはあまりないですよね。もちろん絶対ルールは守ります、という意味で仕事でもPromiseを使うこともありますけども。

君を裏切らない、君に嘘をつかない、君が別の道を行くといっても僕は気にしない…

この歌に出てくる歌詞は、なんとも今の私には縁のない言葉の羅列で、なんだか甘酸っぱい青春時代(?)、学生時代を思い起こさせます。そういや、友達のことで悩んだりうれしくなったり…いろいろあったよなあ。

今思えば、なんであんなことしちゃったんだろ(言っちゃったんだろ…)、と思うことも多々アリで、今は干からびている私も当時はどうやって対処すればいいのか分からない青いヤツだったんだなあ、きっと。私の場合ですが、今も再会すれば相変わらず仲良くワイワイがやがやできる人たちもいますけど、もう会わないであの頃の思い出を大事にしておこう!と思う人もいますね(スキだった人とかね…笑)。みなさんはどうなんですかね。

このプロモーションビデオも若者向けですね。大人の理不尽さに匙を投げた若者たちが集まって踊る…という。まるで映画のシーンを見ているようです。よく見るとリードボーカリストは、ヘヴィメタグループ、ラットのTシャツを着てますが…やっぱり同じカリフォルニアでメタル系ということもあって憧れがあるんでしょうね?私は80年代にヘヴィメタはよく聴きましたが…ラットはあのキンキン声がダメだったんですよね~…(汗)。






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散ってしまったアイルランドの花 - ザ・クランベリーズ

01 20, 2018 | Tag,ヨーロッパ,アイリッシュ


本日ご紹介する曲 ザ・クランベリーズ - ドリームス

やけにザ・クランベリーズの歌がラジオでオンエアされているな…と思ったら、ボーカリストであるドロレス・オリオーダンが急逝というニュースが。彼女は私と誕生日が数日違いのまさに同世代・同期。なんということでしょう。

思えばザ・クランベリーズが全盛期だった90年代はアイルランドの音楽が世界で最も熱い音楽でした。あの頃、シニード・オコナーやエンヤは日本にいても逃れることができないくらいそこら中でオンエアされていました。U2はもちろん、このザ・クランベリーズ、そしてコアーズ。アイルランドがヨーロッパの小さな島国とは思えないくらいアイルランドの音楽は世界中にあふれていたのです。

アイルランドの音楽は、どの歌手もバンドも独特の雰囲気を持っているような気がします。特に声が…。このドロレスもシニード・オコナーもエンヤも。いったいどのようにしてこんな声が出るようになるんだろう?そう思えるような音声をしていて確固たる世界観があるのがとてもかっこよかった。

U2のボーノは父親が亡くなったときに「僕にこの声を与えてくれてありがとう」というコメントを残しており、もしかして。アイルランド人は美声の持ち主の集まりなのでしょうかねえ?そうだったら…美声好きの私はヤバい。

そんなわけで、あの頃、ヨーロッパにはさして興味がなかった私も、アイルランドには行ってみたい、という気持ちになり、90年代の半ばに旅行でアイルランドを訪れました。初めてのヨーロッパがアイルランドとは…ちょっとハードルが高すぎたかな…と今も思うのですが(苦笑)、でもそれくらいアイルランドの音楽に惹かれていたのです。

まだ英語があまり得意ではない頃だったので、ネイティブ英語を理解することが難しく、いろんなことが半分も分からぬまま旅行が終わってしまい、自分の中でアイルランドというものをモノにできぬまま、月日が流れてしまいました。今、もう一度出かけたら違う印象を持つのかなあ、と思いつつも、なかなか行く機会がありません。

さて。今日ご紹介するこのDreams。この曲の歌詞を要約すると、なんでしょうか。ワクワクする気持ち。膨らんでいく気持ち。そんな気持ちを短い文で表していますね。You have my heartと書いてあるので、恋にワクワクする気持ちかもしれません。

例えば、なんとなく気になる人がいる。その人が私のことを見たような気がした。もしかして。その人も私のことを気にかけているのではないかしら。

すべては自分の主観で、相手が実際に本当にそう思ったかどうかはまったく定かではないのですが、勝手にそう考えただけでワクワクしてきますよね。恋というかその前段階も含めて、なんだかハッピーなものですよねえ。この曲はそんなワクワク感を歌っています。

こう書くのは悲しいけれど、実はドロレスは長年うつ病に悩まされてきたそうです。私は完全に鬱ではなかったけど、それに近い病状になってしまったことがあって長年苦しんできたからよく分かるのですが、こうなってしまうと何もかもが苦しくて、恋のワクワクみたいな直感的な感情を理解できなくなってしまうんです。

一日中苦しいだけでハッピーな感情がまったく沸き上がってこない。他人から見てもまったく別人になってしまう、ていうのは本当で私も自分自身が別人になってしまったと思ってました。今はよくなったので、再び高校生時代に戻ったように単純なことですぐにハッピーな気分になってますけどね。あ、これも別人か?(笑)。

だから彼女はこの曲を歌うのが辛かったんじゃないかな。シンプルな歌詞だけに、ワクワクとした気持ちを込めて歌いたかったでしょうに、その気持ちが理解できないんですから。長年苦しかったかもしれないけど、天国に行ってしまった今は彼女に思う存分この歌を歌ってほしいです。

あの頃、この曲をよく聴いていた私は彼女の声を通してワクワクした気分になり、今も、この曲を聴くとまるであの頃が蘇ったような、ノスタルジックな気分になります。歌って確実にその人の脳裏に刻まれて、いつでもフラッシュバックすることができるんですねえ。

そして、それは私だけではなく、多くの人々も同じ気持ちのようです。YoutubeコメントにはRIPコメントが続々と寄せられていて、それを読んでいるだけで涙が…。あの頃はこんな風にみんながコメントを寄せることはなかったから、多くの人が同じ曲に感動している、ていう実感がなかったけど、実は世界中で同じような時が流れていて、たくさんの人々が同じ曲を聴いて感動していたんだなーなんて。当たり前のことをあたらめて実感しながら、この曲を聴いています。






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Tomorrowlandとデヴィッド・ゲッタ

01 15, 2018 | Tag,ヨーロッパ,ノリノリ,ダンス,EDM,エレクトロニック


本日ご紹介する曲 デヴィッド・ゲッタ - ウィズアウト・ユー

エレクトリック・ダンス・ミュージック(EDM)祭典の最高峰といえば、やはりベルギーで行われる「Tomorrowland」ではないでしょうか。

「Yesterday is history. Today is a gift. Tomorrow is mystery」がモットーだというこの祭典。観客もこの場にいるこの一瞬が幸せ!という雰囲気が溢れていて、ユーチューブを見ているだけの私も熱気を浴びたように興奮してしまいます。

あ~20歳くらい若かったらなー。一度くらいは行ってみたかった。いや、近くなんでね、行こうと思えば今だって行けるんですが。でも、ここで一緒に踊ったら1か月くらい後遺症が出そうで…(汗)。すみません、軟弱で。

もうすぐ今年夏のチケットが発売になるのですが、チケットの種類も本当にさまざま。グローバル・ジャーニー・パッケージなるものも販売されていて、世界37か国から飛んで来られるチケットも存在しています。

2018年のチケット販売日程はこちら: https://www.tomorrowland.com/en/festival/tickets/start-ticket-sale

しかし…この37か国の中に日本は入っていない…。寂しいことですね~。いや、個人的に来ている人はいると思うんで、そこにこだわる必要もないとは思いますが。でも、なんとなく日本は音楽の本流から遅れてるのかなあ~って気がしなくもないです。このグローバルチケットが一番最初に先行販売されるのでグローバル対象国に入ってないということは日本からの動員数を期待されてないということかなあ、と。

この音楽が好きかどうかは別として若い人ならやっぱり一度は経験してほしいものねえ。昔、ジュリアナ東京なるものが流行ったくらいなんだから、日本人も決して嫌いではないと思うし(ちなみに私はジュリアナには行ったことありません)。

昨年からは2週末連続となり、規模が大きくなったので参加するDJの数もものすごく増えましたが、そもそもこのTomorrowlandに参加することは、ミュージシャン(DJ)としても栄えあることらしいです。

そして、このTomorrowlandの第一回(2005年)から毎年欠かさず参加しているのが今や世界で最も稼ぐDJ、デヴィッド・ゲッタ。たぶん、彼にとってこの音楽イベントは最も思い入れがあり、まさにこのTomorrowlandとともに彼自身も成長してきた、といっても過言ではないでしょう。

2017年のビデオの47分辺りに、「自分の国旗を振ってみせてくれ」という場面があるのですが、ジーンとしますね。たぶん、私が小さいころからやりたかったことはこういう国際交流なのではないかと。人種が違う。住んでいる世界が違う。国が違う。考え方も違う。でも、今、ここでこの音楽を聴いて、感動して踊っている私たちはみな、同じ人間なんだ。





デヴィッド・ゲッタは多くの有名歌手・大物バンドとコラボしているので、彼のことは知らなくても彼の歌を知らない人はいないのでは…ということで、彼について語ることはありません。

私が彼の歌で一番好きなのは、R&Bシンガーであるアッシャーと組んだwithout you。私は、メロディが美しかったらどんなジャンルの曲でも好きになる人だとはいつも言ってますが、この曲もピロピロと途中に流れるメロディが好きです。

Tomorrowlandのビデオでも、最後にこの曲が流れますが、1時間のパーティを終わるにふさわしいメロディで感動しました。






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頑張るアイドル君 - ナイル・ホーラン

01 12, 2018 | Tag,ポップ,ソフト,バラード,恋愛,ボーイズバンド,アイリッシュ


本日ご紹介する曲 ナイル・ホーラン - Too much to ask

日本で滞在中、気になったのが「本当に町から音楽が消えているのか?」ということ。例の著作権問題で、音楽を気軽にかけにくい状況…というネットの情報は本当なのか知りたかったのです。

結果は。そうですねえ。当たり前ながらヨーロッパとは違うと思ったし、日本の邦楽でさえもあんまり聞こえてこないなあ…という印象は残りました。前より減ったのかどうか…その点は分かりませんが。でも、うちの子も「日本は音楽がないから嫌」とストレートな反応していたので、少ないことは確かです。

以前も書きましたが、例えばイギリスではジェームスブラント の音楽から逃れることができませんでした。街角という街角でかかっていて「うわ、またか」。ついうんざりしてしまうほどだったのです。なんせスーパーでも音楽がかかってるからね。逃れられないのよ。

日本では…それほど流行っている音楽が…ないのかなあ?というくらい気に留める音楽がありませんでした。何度か聞いたのはエド・シーランくらいです。

オランダで年末に流行っていたのが、本日ご紹介するこの曲「Too much to ask」。1日5回は聴いていたんじゃないでしょうか。けっこうシンプルなラブソングなので飽きちゃうよ…と思っていたのですが、どっこい日本に行って一度もこの曲を聞かなかったので、ちょっと寂しくなってしまいました(ラジオではかかっているのかもしれないけどね)。

この歌を歌っているナイル・ホーランは、世界中の女の子たちを虜にしたワン・ディレクションのメンバーのひとり。日本でも1Dはとても人気があるグループなので、洋楽をそれほど知らなくても1Dなら知っている!そういうレベルでしょう。

オランダでもすっごい人気がありまして。コンサートチケットは15分で売り切った、とかそんな感じじゃなかったかな。チケット詐欺に泣いたティーンエイジャーもいて、オランダでは子供相手の詐欺なんてほとんどないので社会問題にさえなるレベルでした。もう…騒動が別格。

わたし、1Dはけっこう好きなんです。若いアイドル君なんて中年女からすればうれしい存在でしょ!…というのは冗談で、まじめに彼らの歌はいい歌が多い。どうせアイドル・ボーイズバンドだろ、という一言で片づけてはいけない、顔が見えなくても音楽だけ聴いているだけでもいいな、と思えるレベルなんです。

まじめな話。日本のアイドルグループでまともな曲を歌って、私を満足させるグループはないなあ。あ、今、私、全ジャ〇〇ズファンを敵にまわしちゃったかも(汗)。でも、ほんと、いつも「歌わなきゃカッコいいのに」と思ってしまうんで、歌に関しては何人に対してもストイックな私。そんな私が1Dはいい、っていうんだから本物ですよ(?!)。

ただ、メンバーの5人(現在は4人)がどういう人たちで、実力はそれぞれどんなもんで、それぞれがバンド内でどんな役割を担っているか。そういう情報はまったく分かりません。だから1人がグループを脱退し、活動を休止したときに、あぁ、終わっちゃったかな~…なんてそんな風に思っていたんです。

ところが。私のシビアな予想に反して、めっちゃ頑張っているのがこのナイル・ホーラン。普通バンドが解散しても、ひとりでやっていけるのはボーカルくらい、というのが通常のケースだと思うんですよね。そうだと1Dで残るのはハリー・スタイルズくらいかな、って勝手に思っていたんですけど。

たぶん私はナイル・ホーランを過小評価していたんでしょう。彼はマンチェスターの追悼コンサートにもひとりで参加していて、ほかのアーティストと比べてもまったく見劣りしないソロアーティストぶりを発揮していて、それを見た瞬間「あ、彼は5分の1じゃないんだ」と、失礼だったかもしれないけど、そんな風に思って彼に注目したのです。

昨年彼はソロアルバムを出しましたけど、こちらも好調。全米でNo.1を獲得しています。オランダでも内容評価が高く、…活動休止になって今、一番奮闘しているのがナイルだとは!彼の伸びやかな声も美しくソロでも十分!1Dは想像以上に深いなあ!!と思っている私です。

さて。このtoo much to ask。歌詞はどんな感じかといいますと…このメロディにこの題名。これでラブソングじゃなかったらおかしい、と思うくらい明確で、もちろんラブソングなのです。

彼女と別れてしまったのか、それともただ喧嘩しただけなのか、それともまだ恋愛に至る前の彼の片思いで微妙だったのか…その辺りははっきりしませんが、彼が彼女のことを思う気持ちを表しています。

愛という言葉は重すぎるのかい?
なぜ、僕が考えるのは君のことばかりなんだろう。
正直言うと、僕は君のことを乗り越えられてない。
君は僕に会えず後悔していることはないのかい。
僕が聞きたいことはそれだけ。
これは君にとっては過大すぎる質問なのかい?

メロディもシンプルだけど、歌詞の中にある彼女に尋ねたい質問も実にシンプル。いろいろ複雑な世の中にあって、このシンプルさが…意外と心に突き刺さるのかもしれませんねえ。







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若いけど実力は証明済み - ロード

01 05, 2018 | Tag,ロック,ポップ,ダンス,インディーロック,エレクトロニック


本日ご紹介する曲 ロード - グリーン・ライト

あけましておめでとうございます。更新速度がずいぶんと遅くなっていますが、今年は速度を上げて曲をご紹介していけたらいいなぁ、と思っていますのでどうぞよろしくお願いします(←いつも言っているような気もしますが)。

年末年始は日本に行っていました。ここ数年は毎年行っています。やっぱり日本のお正月はいいですねえー。でも、紅白はもう聴くに堪えない…と今年はほとんど見ませんでした。

日本は島国で大国なので、いろんなものがある程度充実しており、外に出なくてもかなり満足できる国です。オランダのような小国とはやっぱり違います。国でいうと、アメリカやイギリス、フランスなんかに近いのかな。

でも。音楽(ポップロック)だけは本当にひどい。私が小さいころ、さっさと邦楽から洋楽に乗り換えたのもムリはなかったな、といまだに思いますし。それでも2000年くらいまでは好きな曲やバンドも多少いたんですが、今は…紅白を見ていると蕁麻疹が出そうになる人が多数います。誰とは言いませんけど。ひとりじゃろくに歌えない団体が多いのも本当に嫌です。

そんな風に書くと「あんた、上から目線やね~」なんて言われてしまうかもしれないけど、でも、でも、でも。紅白という日本を代表する大舞台に選ばれる歌手が音程が合わず音痴…。やっぱりその人気価値基準が耐えられないです。

そんなわけで、こちらに帰ってきたあと、お口直しならぬお耳直しとばかり、ユーチューブに浸っています。

今回そんな紅白に反抗するかのごとく(苦笑)、若くても才能溢れる女性をご紹介します。まだ21歳と若く、アルバムも昨年2枚目を出したばかりですが、すでに人気女性ヴォーカル歌手としてひっぱりだことなっているこの女性、ロードはニュージーランド出身の歌手です。

若手女性歌手の曲は興味がわかないことも多いのですが、彼女の曲はけっこう好きです。特に今日ご紹介するグリーンライトは、メロディが静かなメロディからダンスポップ系に華やかに転調するのがなんとも言えず良い。彼女の渋い声もいいですね~。

なんせこの人は、若いと言ってもどこかのプロデューサーが見出して売り出した歌姫ではなく、彼女が自分で曲を作り、プロデュースする実力を持っており、コンサート模様を見てもへんな踊りなど一切なく「歌一本勝負」です。もうこれはまさに!多数のオマケがつく紅白を嫌がる私の理想なのです(笑)。

さて、この曲は日本でも人気があるようで、「Lorde Green light 和訳」で検索するとけっこういろいろ出てきます。詳しく見ていませんが、さっと見たところなんとなく誰かの訳をコピペしたらしき記事が多いのが気になりました。あれこれ言う立場でもありませんが、「対訳」「和訳」はけっこう注意しなければいけないと思います。

というのも、どの曲の歌詞も意味があるようで意味がないもの、またはたった一つの解釈に取られるのを嫌う歌手も多数いるからです。日本人で英語が苦手、訳するのが面倒だから対訳を調べる、というのもてっとり早いですけど、私は一行一行詳しく知る必要はないと思うし、ざっくりとこんな感じで、というのさえ分かっていればそれでいいんじゃないかな、と思います。日本人はどうしても英語ができないから…と思ってしまう人が多いのですが、ネイティブも当然分からず、解釈は人それぞれなので安心して大丈夫ですよ(笑)。

この曲は、ロード曰く、彼女自身が失恋した時の心情を表したものだそうです。恋愛したことがある人ならわかると思いますが、心に浮かんでくる心情というのは、きれいなお話になってすらすら出てくるわけではなく、ポッとその場に心に思い浮かぶ心情なので、歌詞がお話になっているわけではありません。

たぶん、この男性はろくでもない男性なのです。「You are such a damn liar(あんたはどうしようもない嘘つき)」と言っているからには、紳士的で素晴らしい男性なワケがありません。たぶん彼はさっさと女を乗り換えて、次の女にうまく言い寄っているのですが、彼女はそれが気に食わない。ろくでもない男性であっても、彼女はその男性が好きだったのです。だから最初の部分に恨みつらみが歌詞にじわーっと表れています。

そんなろくでもない男との恋であっても、素晴らしく輝いた恋の瞬間はキラキラ輝いているもの。これくらいの年になるとよく分かりますよ(笑)。で、彼は彼女に永遠の愛を誓い、純粋な彼女は彼の言うことを信じた。いや、明らかに振られた後も、彼の言った一言を信じ続けたく、なかなか彼を忘れることはできなかったのかもしれません。そうなのよね。私にも経験があります。明らかに振られた、でも、もしかしたら?!と思い続け、ずーっと引きずってしまう暗い経験が…(涙)。

Green lightとは、青信号、行ってもいいよ、という意味なのですが、ここでいうGreen light とは、彼と永遠に続く恋を意味するのかもしれないし、彼なしでも普通に生きていける自分を意味するのかもしれない。私は失恋してもいつか区切りをつけて前向きに進んでいく、という意味で後者だと思いたいです。ま。この転調するメロディーもそんな感じですしね!






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虜になる強烈なメロディー - MMM MMM MMM MMM

12 20, 2017 | Tag,オルタナティブ,カナダ,フォーク,ロック


本日ご紹介する曲 クラッシュ・テスト・ダミーズ - MMM MMM MMM MMM

クリスマスが近づき、あちこちでクリスマスソングが溢れています…。はぁ~。クリスマスソングで好きな歌はあんまりないので、同じ曲ばかりかかるこの時期は耳が自然とふさがっていることが多いです。私。

ヨーロッパに来た頃は、クリスマスマーケットやらクリスマスの飾りつけやら熱心にあれこれやったものですが、最近はやる気がトンとありません。所詮、私は100%日本人だった。クリスマスを大々的にやるよりも、お正月を大々的にやったほうがいいのです。

好きなクリスマス曲は昨年紹介してしまったので、今年は季節感なく独断と偏見で今聴きたい曲を紹介します。

本日ご紹介するこの曲「MMM MMM MMM MMM」。いやぁ~…曲名もヘンだけれど。一度耳に入ると二度と外に抜けることがありません。この独特なメロディ。そして特徴的なダミ声。これだけ際立っている曲もまったくもって珍しい。美しいメロディを愛する私も、このヘン魔法メロディにすっかりやられてしまいました。

歌い方も充分おかしいらしくYoutubeで、彼独特の発音を表してくれた人がいますが、まさにそういう風に聞こえるのでおかしくなってしまいました。

バンド名は「Crash Test Dummies」。日本語だと「衝突テスト用人形」ですかね。これは…バンド名も十分ヘンですね。て、そうすると、メロディもヘン。歌い方も声もヘン。曲名もヘン。バンド名もヘン。アルバムの表紙絵もヘン。まともなところがないじゃん!いったい歌詞はどのような感じでありましょう。

<歌詞訳>
かつて事故に遭った子供がいた
その子供は学校にいけなかった
しかし、ついに彼は学校に戻ってきた
彼の髪は黒から白に変わっていた
これは車が彼に強くぶつかったからだ、と彼は言った
ムムムム…

かつて女の子と一緒に更衣室にいって着替えをしない女の子がいた
しかし、ついに女の子たちは彼女に更衣室で着替えをさせた
すると女の子たちは彼女の体じゅうに母斑があるのをみた
彼女はそれについて説明できなかった
母斑はいつもそこにあったのだ
ムムムム…

でも男の子も女の子もうれしかった
だってそれ以上に状況がひどい子供がいたから

だってこういう男の子がいたのだ
この男の子の両親は学校が終わると彼にただちに帰宅させた
そして彼らは教会へいくとショックを受けて教会中の床でよろけた
彼はそれが何故かを説明できなかった
だって彼らはいつもそこでそうしていたから
ムムムム…

なんだか突拍子もない歌詞ですが、悲しみに満ちています。自らの身体や家族に問題のある子供たちが学校の中でうまくやっていけない風景が思い浮かびます。そして子供たちは、自分は不幸ではない、何故ならもっと不幸な子供がいるから、と他の不幸な子供に励まされているのです。

でも。私は、自分より不幸な人を見つけて子供たちが幸せ気分になれるんならそれでもいいと思う。自分が幸せであるってことを子供時代に知るって大事ですから。日本人は比較的「あの人はあんな親を持ってかわいそう」「貧困でかわいそう」等とすぐに人をかわいそうに扱いますけど、幸せの基準はさまざまなんだから人がどう思おうと、自分が幸せならそれでいいじゃん?それは子供時代から死ぬまでずっと自分で決めていくことだと思うのです。

このバンドはカナダのバンドで、マニトバ州出身だそうです。マニトバ。私は行ったことありません。めっちゃ寒そう。緯度的にはオランダもウィニペグも同じくらいですけど、絶対あちらのほうが寒いに違いありません。

この曲は90年代のヒット曲で、カテゴリーもオルタナになってますけど、なんていうか時代をまったく感じさせない異次元な世界の歌なのには間違いありません。






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プロフィール

ETAPPE

Author:ETAPPE
小さい頃から洋楽(主にロック系)にハマり、現在に至る40代女性です。音楽の話題で意気投合した男性と結婚し、現在は海外(ヨーロッパ)に在住しています。

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