天才か悪魔か?現代を暗示した曲 - デペッシュモード

11 28, 2018 | Tag,ポップ,ヨーロッパ,ダンス,エレクトロニック,ブリティッシュ


本日ご紹介する曲 - Depeche Mode - Enjoy the Silence

本日紹介するデペッシュ・モードは1980年から活躍するヨーロッパの大物バンドです。大物バンド…といっても、日本の80年代の空前の洋楽ブームの中ではそれほど人気はなかったように思うし、実際彼らの音楽がメジャー舞台に上がることはなかったのでは…そんな風に感じています。

しかし、こちらでの彼らの人気はいまだにスゴイ。オランダではそれほどでもないにせよ、お隣ドイツ、そしてそこから続く東欧からロシアにかけて…彼らは「かつて人気の…」などと過去形になることがない息の長いバンドなのです。

怪しく輝くメロディ、そしてそれを裏付けるように確立されたダークなイメージ。当時清き正しい高校生だった私にとって(?)、デペッシュ・モードは聴いてはいけない、そう思わせるのに十分なバンドでした。今、聴いても、これだけ毒々しい酔わせるような雰囲気…こんな音楽聴いてる、ていうだけで知り合いからは「あいつはヤバい」と思われてしまうんじゃないだろうか…まさにそんな雰囲気を持ち合わせています。実際、アルコール、麻薬中毒…なんでもござれの彼らなのでヤバいっちゃヤバいんですが…(苦笑)。

彼らの東欧やロシアでの人気ぶりはすごく、実は彼らは80年代当時にまだ存在した東西鉄のカーテンを超えて、一番最初にコンサートを行ったバンドなのです。でも、それはすごく分かる気がするんですよ。当時共産圏で抑圧された生活を送ってきた若者たちというのは、下手すれば反政府を主張する危険分子になる可能性が高い。そういう若者のうっぷんを晴らし、政府から外に向けるためには、こんな怪しい…でも政治志向はない音楽はうってつけだったのです。

昔ベルリンに行きましたが、ベルリンなんて特にそうですね。西ベルリンが身近にある上、ドイツが分断されていて自分たちばかりが抑圧されている。情報が閉ざされていて100%壁の向こうのことは分からないにせよ、そんな不満を抱える人々にとっては、「アメとムチ」とばかりに与えられた音楽だけが唯一の心のよりどころだったわけで、そんな中で、デペッシュ・モードのアンダーグラウンド的な音楽はさぞや彼らの心をとらえたに違いありません。

そんな事情を少し考えながら、今日ご紹介する彼らのベルリンでのコンサート模様を見ていただくと、ベルリンっ子の恐ろしいまでの熱狂ぶり、なんとなく分かってもらえると思います。もちろんこのコンサートはすでに統一ドイツになって20年も経った後のコンサートなので、若い人たちは「ベルリンの壁」を体験した記憶すらないんでしょうけどね。でも、分断時代を知る人々にとっては、デペッシュ・モードはまさに…抑圧された日々の中の宝石、みたいなものなんだろうな。

彼らが現在にもたらした音楽の影響度はすごいものがあるのだろうなあ…実際には誰にどう受け継がれていったのか?詳しい形態図はわかりませんけど、80年代にこれだけの音楽を作っているというのは飛びぬけていると思う。80年代からエレクトリック音楽は登場したわけですけど、当時はエレクトリックはメロディとして使用されるのがほとんどで、エレクトリック・ダンス・サウンドはほとんど登場してなかったと思うので…。この曲が90年代に発表された曲とは俄かに信じがたいといいますか。まぁ、もちろん彼らだけが特別だった訳じゃなくて、そういう流派がちょっとずつ現れてそして90年代になって主流になっていったっていうのが確実なんでしょうけど。

さて、本日ご紹介する「Enjoy the silence」は彼らを代表する曲ですが、この曲はこちらでは今でもヘビロテ音楽なのです。どこかしらで流れていて…深く人々の耳に入り込んでいる…そんな感じかしら。

しかし、メロディやサウンドもこの当時として斬新だったのは言うまでもありませんが、それにもましてこの歌詞が…!!!!20年先行してるよ、これ!!というくらい現在の私たちの生活を表していて…いったい彼らは何者なのか?そう思いたくなるほどすごい曲なのです。

この曲が発表された90年当時はまだコンピュータも携帯もありませんでした。私たちはひとりになればいつでも静寂を楽しむ(「Enjoy the silence」)時間があったのです。通勤で電車に乗っている間、私たちがすることといえば持ってきた新聞を読むか、かかっている広告を眺めるか…やることはそれくらい。文字には限りがある世界でした。家でひとりになれば、いつだって文字に追われることのない静寂を楽しむことができたのです。

ところが今はどうでしょう。人はいつだって文字に囲まれています。誰もが何でも好きに発信していて、もはやそれが噂か嘘か?果たしてそれが本当のことなのかさえ分からない状況になってしまったのです。人々はラインなどのSNSで発せられる言葉に傷つき、噂で固められたフェイクニュースに憤慨し、もはや24時間、寝ている時間以外は文字から逃れることはできなくなってしまいました。

Words like violence(言葉は暴力が好きだ)
Break the silence(言葉は静寂を壊す)
Come crashing in(そして僕の小さな世界に入り込んで)
Into my little world (僕の世界を破壊する)

All I ever wanted(僕が欲しいすべて)
All I ever needed(僕が必要なすべて)
Words are very unnecessary(それは言葉はまったく必要ないってこと)
They can only do harm(言葉は有害なだけだ)
Enjoy the silence (静寂を楽しもう)

携帯やコンピュータがないと不便で、現代の人々はそれだけでイライラしてもはや切り離すことは不可能なんですが、敢えてその状況を作って文字とは無縁の静寂な中に自分の身を置いてみると…。

まるで麻薬のようで、最初は苦しくて仕方がないけれど、時間が経つに連れて、外の何気ない風景を楽しんだり、心の中に浮かんだ考えや昔の思い出に浸ったりして…しばらくすると、心に平穏が戻ってくる…。

私はもともとその時間が好きで、敢えてスマホは持たず、コンピュータをしない時間帯を作っているのでよく分かるのですが、ニュースを見てイライラしたり憂鬱になったりすると、その情報源であるコンピュータをぶちっとシャットダウンするのが一番有効だなあ、といつも思います。ニュースは大事かもしれないけど、今の世の中、不必要な情報も多すぎるのね、きっと。極端に言ってしまえば、自分と関係ないニュースなんて…どうでもいいのよ。現代人は文字を受け止めすぎているのです。

この曲が出た時代は、こんな現在になるなんて判ってなかったはずなのに…もうそれを予言していたってことなんでしょうか。それともまったく別に意図するところがあったのでしょうか。

いずれにしても「スゴすぎる」。この曲は、時が経つにつれて輝きを増す魔力を持った偉大な曲と言ってよいでしょう。現在も人々に受け継がれるにはワケがある。そして、今後の世界でますますこの曲は人々の心をとらえてはなさいのに違いありません。






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

純愛を表現する究極ラブソング - ライフハウス

11 21, 2018 | Tag,ロック,アメリカ,ポップ,オルタナティブ,恋愛


本日ご紹介する曲 - Lifehouse - You and me

秋も深まり、人恋しい季節となりました…。ってこういうセリフは私は苦手なんですが…。特に恋愛上手でもなく、照れ屋なこともあって表現も乏しい私は愛を語ることが難しい…。

しかし自分で言うのもなんですが、私はけっこう純愛体質なのかも。今まで自分が好きじゃない人とは付き合ったことがありませんでしたし、結婚と恋愛は別、なんてそんなこと考えたこともない人間です。

たぶん私という人間はいたって単純明快なのでありましょう。計算高くない、ともいえるかもしれないし、アホなだけなのかもしれない。誰かと恋愛するのに、「私が好きかどうか」が唯一自分の中での必要項目であって、それ以外の項目選択はなかったんです。

だからこの人は結婚相手にはふさわしい、とか、年収がどうのこうの、とか言われても…好きになっちゃったらしょうがないじゃん!まー、でも、その男が借金大魔王だったり、ストーカー体質男だったりしたら…ちょっと考えちゃうかもしれませんけどねえ。まぁ、でも本来ケチなタイプなので、相手がお金にルーズだったら、「いいな」と一瞬思うことがあっても好きにならないだろうなあ。

浮気は…私は相当変わってるかもしれないけど、あんまり気にしないかなあ。だって、ぶっちゃけこんなおばちゃんより若い子のほうが可愛いの、当たり前ですもん。私だって若い男の子のほうが可愛いなあ~って思ってますよ!(ア、アレ…?)。もちろん、そちらに入り浸って帰ってこなくなっちゃうのはちょっと困った、、、ですけど、最初に書いた通り重要なのはただひとつ「私が好きかどうか」なので…。

昔、女優のゴールディ・ホーンが長年のパートナーのカート・ラッセルの誕生日だったと思いますけど…プレゼントに美女団体一式を送り込んだ、という話を読んだ記憶がありますけど、私は素直に「ええんちゃう?流石懐のでかいええ女はやることがビッグやなあ~」と思った記憶があり、それは今も同じ気持ちです…(笑)。

あ、こんなこと、書いちゃまずかったかな…。人格を疑われるかもしれませんね???

…と、話が変な方向に行ってしまってますが、そんな純愛が好きな私にとって、本日ご紹介するこの曲は…「(・∀・)ウン!! 分かる~!! その気持ちがわかる!!」という、まさに究極の純愛ラブソングなのであります。

好きってどういうことなのか。…好きっていうのは、どんなに否定したって無視できない湧き出てくる想い、なんですよね。

この曲は、歌詞でこう言っています。

there's you and me
And of all people with nothing to do

あなたと私、そして何もできないその他の人々。すごいシンプルで色気もない単なる短い文章ですけど、まさにその通りなんです。あなたと私、そして他人。他の人はあなたに取って代わることはできないし、あなたが(自分とは無縁の)他人になることもないんです。好きになるってそういうこと。

最初の歌詞も…言いたいこと分かります…!

What day is it
And in what month
This clock never seemed so alive
I can't keep up and I can't back down
I've been losing so much time

この歌詞は…要するに好きな人のことを考えていると、普通の時間の経ち方とまったく違う別次元の時間が出てきてしまうっていうこと。好きな人のことを考えてなかなか眠れない日…ロマンチックですよねえ~。

「彼の言ったあの言葉の意味はどういう意味なんだろう?」「あのしぐさはどういうつもりだったのかしら…?」…他人にとってはどうでもいい些細なことを馬鹿みたいに反芻して幸せ気分になったり、絶望気分になったり…。あー、私にもそんなことがありましたわ…遠い昔…。

And I don't know why
I can't keep my eyes off of you

「どうしてか分からないけど、君から目をそらすことができない…。」

これももうまさに好きになっちゃったら!!理屈じゃないんです。能が好きと言っちゃっているので、視界に映るモノの中から好きなヒトを瞬時に自動ピックアップしてしまう。人間ってすごいわ…と素直に思うこの選別能力。視界の隅に小さくでも好きな人が映っているだけで幸せ気分になってしまう…それが好きってこと、なんですよね~。

一歩進んでお互いに気になる存在になると、目がバチッと合っちゃったりして…あの瞬間がまたたまらなく愛おしい瞬間です、、、そんなこと…私もあったなー…遠い昔…。

What are the things That I want to say
Just aren't coming out right
I'm tripping on words
You got my head spinning
I don't know where to go from here

言葉に出そうと思っても、頭で感じていることを正しく口に出すことができない、なんて言っていいのか分からない、頭をグルグル回っているだけ…。ここからどこへ行けばいいのか分からない。

これは実際に彼女に話しかけようと思っているのか、それとも自分で自分の考えを整理しようとしているのか、どちらにも捉えることができると思いますけど。いずれにしても100%その通り!で、理性より先に心が好きだって言っちゃっている状態、もう理屈ではなくなっている状態を言葉で表そうって言ったってそうはいかないのです。

Everything she does is beautiful
Everything she does is right

あ、ここは…ちょっと、どうでしょう。彼女のすべてが美しい。彼女のすべてが正しい。そこまで行っちゃうと。。。まさに恋は盲目状態?私の場合、ここまで好きになっちゃったことはないかな。そう考えると意外と冷静ってことなのか?!んん?

この曲を歌うライフハウスはアメリカのバンドで、アメリカで圧倒的に人気がありますね。こちらでたまに流れる曲は、このバンドの早期の曲「Hanging by a Moment」という曲で、本日ご紹介するYou and meはほとんど紹介されてませんね。このメロディー…いかにもアメリカのドラマで使われそうな、アメリカ人好みのメロディですしね。

私はこのボーカリストの渋い声もすごく好きです。あかん、彼に耳元でささやかれたらぶっ倒れているかも…(笑)。前も言ったかもしれないけど、好きになる人って声が渋い人ばっかりだったので(…汗)、たぶん自分では気にしてないつもりでも重要項目になっているのかもしれませんねえ。

ともかく純愛の決定版ともいえるこの曲。ぜひ日本のドラマなんかでも使ってほしいです!






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

再結成が発表されたボーイズバンド - ウェストライフ

11 11, 2018 | Tag,ポップ,ヨーロッパ,バラード,アイリッシュ,ボーイズバンド


本日ご紹介する曲 - Westlife - My Love

韓国のグループの行いが日本で物議を醸し、K-POP好きの女の子たちにまで影響が及んでいますが…。彼らグループの行いに対するコメントはここでは書きませんが、そもそも何故日本人の女の子たちがK-POPを好きになるのか?と考えたとき…、それは日本の音楽が不甲斐ないからだろ!の一言に尽きると思います。

長年の間ジャニーズに独占される環境を作ってきて、競争を生み出せなかった、(策略やテレビ局の忖度によって)無情にもライバルたちは蹴落とされてしまった、ということが重なって日本のボーイズバンドが成長できなかったんでしょうねえ。

あ、ここまでシビアに言って…私は彼らのファンを敵に回してますね。完全に。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ…。

でもねえ。私としては、曲がどうこう…の話以前に、せめて歌は音程通りに歌ってください、と言いたいし、全員でぽそぽそ歌うのはやめて声もハリがあって透き通る人をメインボーカルにする、とか…なんか工夫しましょうよ、って思うのよね。

ここ数年の紅白でジャニーズ所属のグループの出番が増えてるけど、ほんと…ひどい、聞くに堪えない…。頼むから辞めてくれ、て思うのよね。とある人たちなんて、もう10年以上も歌っているはずなのに成長が見えないのも不思議なんだわ~…。これだけ音程外れているのに、本人たちがカッコつけて必死になっているのが滑稽にすら思える…。

ともかく国内がこんな状況なんだからさ、外に目を向けたら歌も踊りも完璧なグループを見つけて彼らのファンになっちゃった…てそれは仕方がないことだと思うの。

そもそも中高生が情報を得るのって今やほとんどスマホからでしょ。それなのにネットでの情報は限定って…化石法則か、っての。著作権はとても大事だと思うけど、ちゃんと使い分けてうまく使っていかないとこれからは生き残っていけないでしょうねえ。

こっちの人も著作権にこだわる人はもちろんたくさんいらっしゃいますけど、でもそういう人でも、過去に最も売れた曲はユーチューブに載せて「存在を知ってもらって新しいファンを獲得する」という手を使ってますね。ともかく存在をより多くの人に知ってもらう、ということが何よりも大事なのでね。今の時代、ともかく流れが速いので5年前のスターでも今の子はまったく知らなかったりするのよ。

さて。今日ご紹介するのはアイルランドのボーイズバンド、ウェストライフ。2012年を最後に活動してなかったのですが、先月突如再結成を告知し、来年20周年ツアーだけでなく新しいアルバムも出すということでファンたちにとっては一大騒動となってます。

この人たち、普通のミュージックアーティストとはちょっと違う分布で人気がある不思議なグループ。ボーイズバンドにもかかわらず南北アメリカ大陸ではほとんど売れなかった一方、ヨーロッパは本国アイルランドとイングランドでとてつもなく人気があり、北ヨーロッパでは人気があるけど、南に下がるにつれて知名度が低くなっているのが特徴的。

しかし彼らはなんといってもアジアやアフリカ地域で絶大な人気がありまして、例えばインドネシアやフィリピンでは最も売れた海外アーティスト認定ですし、韓国では彼らの曲が今でも根強くカラオケチャートに挙がってくるというのですから、それを聞いただけでも彼らの人気ぶりが判るというもの。

ま、でも分かるのよ…。彼らの曲を聞けば。心に響く美しく覚えやすいメロディ。時にはスコットランド民謡を思い起こさせるようなシンプルさはまさにアジア向けかもなぁ~…。でも、何より…私はメインボーカル二人の澄んで伸びる声がなんとも…いいなあ~と思います。

彼らは現在のところ、英国およびアイルランドでコンサートを行う予定となっているんですが、最初が北アイルランド、そして最後がダブリン(南アイルランド)なんです。チケット争奪戦が続いていて、どんどん日程が増えているので最終的にどうなるのかは分かりませんが、今の時期、この話題もちょっと微妙ですね。

彼らが活動を開始した都市は1998年は実はベルファスト和平合意が結ばれた年でもあるんですよね。それが今はブレクジットの影響で和平が微妙になっている…もともとは同じEUで国境を取り払ってもなんの障害がなかったのにこれからは少なくとも単一市場ではなくなるわけですから…。

アイルランド人の気持ちはここまではなかなか入ってこないんですけど、彼らが再結成コンサートのキックオフをベルファストにし、最終をダブリンにした、というのはもしかしたら平和を願ってのことかもしれませんねえ。

それにしても、彼らの再結成に向けたインタビューを見ましたが、若い。やけに若い。最年長のニッキーはすでに40歳、それ以外の3人もアラフォーなんだけど、おっさんっぽい人がいない。誰よ、白人はふけるの早い、なんて言ったのは(苦笑)。

それにアイルランド人ってすごくきれいな発音なのねえ。アメリカっぽくもなく、イギリスっぽくもなく、ましてやオーストラリアなんてとんでもない。彼らは歌う声もステキだけど、しゃべってる声もすごくよく通るステキな声。歌よし、声よし。そしてもちろん顔もよし。それでこそ世界の女子たちを魅了するステキグループってもんよ。彼らが結婚していようがカミングアウトしていようがそんなの関係ないってもんですわ。

問題は、彼らのコンサートはどこも大きな会場で、きっと鍛えている彼らは問題ないとしても長年のファンがアリーナ席でついていけるのかどうか…ってところでしょうかねえ。いや…ファンだったら問題ないのか。次の日倒れていたとしても…。

さて。そんな彼らの曲、どれを紹介しようかずるずると悩んでいるのですが、どうやら皆さんは癒しを求めて彼らの曲を聞いているそうなので、オーソドックスに一番ユーチューブカウントを稼いでいるバラード「My Love」をセレクトしようと思います。このビデオはまだ古いバージョンで5人で歌っているし(現在のメンバーは4名)、最初のセリフがごっつうヘタクソ…(彼らに演技はできないのか?)なんですが、これを紹介しておきます。一応最初のごっつうヘタクソなセリフは飛ばしておきます…。

個人的に好きなビデオはビリージョエルのアップタウンガールのカバー曲のビデオ。元祖スーパーモデルのクラウディア・シファーが出ていて面白いと思うけどこれはオリジナル曲じゃないしね…(オリジナルよりこちらのほうが好きですが)。

歌詞は…もちろんラブソングなんですが、いかにもアイルランド人気質なのかなあ、という気がします。アイルランド人というのはシャイで(日本人も、かもしれませんが)、「好きです、付き合ってください」とか「愛している」とかなかなか言えない人たちなんだそうです。なので、いつも一緒にいた幼馴染とか同級生と気がついたらくっついている、という例が非常に多いそうなんですが、この歌詞はそんな感じよね。少なくとも出会ってすぐ恋に落ち「愛してる…」なんて言っちゃうラテン気質とは一味も二味も違うわけで。

Where the skies are blue
To see you once again, my love
Over seas from coast to coast
To find the place I love the most
Where the fields are green
To see you once again, my love

このようにアイルランドの自然を彷彿させるような歌詞がちりばめられており、そういう場所で「はぐくまれた愛」…と愛があくまでも自然と日常の延長であるのが、いかにもアイルランドっぽいのですよ。でも、実はこの曲を作ったのはスウェーデン人ご一行様なんですけどね。

…というわけで。来年はまた再び「カムバック・ウェストライフ」旋風が吹き荒れるかもしれませんので…まだ10代の若い世代が彼らの曲を聞いて日本の音楽レベルを上げよう!と奮起してくれることを願ってやみません。

一番手っ取り早い方法は、こちらで流行った「ネクスト・アイドルを探せ!」的な番組をテレビでやるって方法だと思うんですけどね。たぶんジャニーズへの忖度が~~!!…で開催できないんでしょうね。ほんと、アホな日本のテレビ局。もうこうなりゃテレ東もしくはネットTV辺りに期待したいところ…?!?!






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

いかにも今風バンド - バスティーユ

11 03, 2018 | Tag,オルタナティブ,インディーロック,ブリティッシュ


本日ご紹介する曲 - Bastille - Pompeii

私は、(この年にしては)比較的割とどんな分野の曲も、どんな年代の曲も抵抗なく受け入れているつもりなのですが…それでも娘と話をしていると、流れる時間の速さが全然違う…!と愕然としてしまいます。

私も子供の頃は、あんなんだったんだろうか…。まぁうちの子の生まれが2000年以降なので、2010年に活躍した人はすでに過去のヒト、ってそういう感覚も分からなくもないのですが…、それでも面と向かって「こんなのもう古い!」なんて言われちゃうと…ガチョーン、です(笑)。そんなら80年代なんてもうおじいちゃん、おばあちゃんの世界?(苦笑)。

いつもここで曲やグループを紹介する前に、日本でもメジャーなのかどうかウィキペディアで確認一応するのですが、80年代の洋楽やアーティストはものすごく細かい説明があるのに、一方、最近のアーティストはほとんど説明がない、もしくは日本語がない場合もありますね…。

これはいったいどういうことなんだろう?と考えてみると、やっぱり80年代はロック雑誌(東郷かおる子さんを始めとした評論家たち)がなんかがものすごく熱心に開拓を行っていたけど、今はスカスカってことなのかな~。

今はあの頃と違っていろんなものが簡単に手に入る時代だから、洋楽を聴く層そのものが薄いっていう意見もあるけど、こっちを見ているとそうではないので、やっぱり日本だけが離れて行ってしまっている気がします。

日本はやっぱり英語(言語)という大きな壁があるので、最初にこんなんあるよ~って紹介してくれる人がいないと、自己開拓は難しいのよね…。あれ、私、いつもこんな話をしていますかね…。

今回紹介するグループは、今こちらでは若い人たちにとても人気のあるグループ。…で、紹介しようと思ってウィキペディアを見たら、日本語紹介がスカスカだった~…(一応あったけどさ)。

この人たちは、各地で行われる音楽祭も常連で、いつも多くの観客を集めており、女の子たちがキャーキャー言ってたりするんですけど…なんていうか、それを見て、いつも「今風だなあ~」て思ってしまいます(苦笑)。

まず、服が…「なんでそれ?」て感じ。今、起きてきてそのままステージあがっちゃった?みたいな。ジャージかよ!パーカーかよ!!…っていうレベル。さらによく見ると、髪も声も顔も…なんというか、、、その辺のお兄ちゃんが寝起きでステージあがってます、ていう雰囲気がぬぐえないような…。

あ、なんかこういう風に書くと、批判しているみたいですけど、そういうわけじゃないんです。昔みたいな「いかにもクスリで高揚してます」みたいな雰囲気は今のこのご時世には似つかわしくないと思うし、肩ひじ張らない「等身大レベル」ていうのは世界どこでも共通なんじゃないかな。

日本の会いに行けるアイドル…はこっちにはないけど、インスタなんかでアーティストとファンの距離が縮まっているのは世界共通ですしね。そういう意味で、このバンドはまさに今風な、今だからこそ受け入れられるバンドなんだろうなあ~。

今日ご紹介する曲は、彼らの代表曲。こちらでは発売から5年経った今でも断続的にラジオで流れており、避けることはできないレベルの超メジャー曲です。

この曲、爽やかなメロディーが流れてくるんですが、「ポンペイ」と付けられた曲名からも分かるように爽やかな歌詞、ではありませんね。

この歌詞は同じことを繰り返しているだけで、ほとんどストーリィがないので想像するしかないのですが、まさにポンペイの悲劇を歌っている、と考えていいんじゃないかと思います。

崩れ落ちた塀、その中から抜け出せられない自分、灰色の雲(立ちのぼる火山灰のことかな)…。目を閉じれば昔と同じ風景が現れるんだろうか?昔と同じようにあなたはいるんだろうか?

…とこんな感じに、ポンペイの悲劇を歌っていますけど、これはあくまでも例えで、一瞬で崩れてしまうものって世の中にはたくさんありますよね。最近の日本だと災害がまさにこんな状況ですし。テロなんかもそうですね、きっと。

最近の世の中は、いろんな国が対立していて…こんなポンペイの悲劇のような状況が世界のどこかでいつも発生していて…いろいろキツイ状況ですが、彼がそんな世界をひょうひょうと歌ってくれるのが、まさに「今ならでは」なのかもしれません。






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

ブリティッシュっぽさが光る - カイザー・チーフス

10 15, 2018 | Tag,ロック,ブリティッシュ,オルタナティブ,インディーロック


本日ご紹介する曲 - Kaiser Chiefs - I predict a riot

日本の地方でたまたま入った商業ビルの中に大きな本屋がありました。東京にも大きな本屋は(わざわざ出かければ)ありますが、たいていが複階層のある本屋…しかし、そこはダダっと広い単層階の本屋でした。

本屋は大好きなので、ワーーーっ興奮して中に入ったら1時間以上、外に出ていけなくなりました(笑)。大きな敷地面積ならではの本屋には、同じ分野の本もずらーっと山のように置いてあったのです。

Amazonでも本は買えるけど、同じ分野の本を比べて買うのであれば、本屋に限りますね。結局…そこにハマりまくり、ぱらぱらと見比べた結果、選んだ本はAmazonではなぜか商品紹介されにくいらしく、今まで気づくことがなかった本でした。不思議ですね~。

Youtubeもまったく同じことが言えますね。今や気軽に音楽が聴けるようになって、身近になったようでいて、実はなかなか良い曲に巡り合えない…。特にYoutubeは強力なアルゴリズムが存在するせいか、皆が聴く同じ曲には何度もたどり着くのに、この一曲!にたどり着けないという、、、(気がつくとたいてい同じ曲のセレクションになります)。

そんなわけで、ジャンルを問わず、新旧問わず、売れた売れない問わず、好きな音楽を紹介していこう!と始めたブログですが…すみません、相変わらず更新が滞っており、大きなことは言えないのですが、コンセプトはそんな感じです(汗)。

さて、今日ご紹介する曲。私の場合、曲は聴いたことあっても名前を知らない…というものは多いですが、特に多いのは2000年代のもの。ちょうどオランダに移住してきて、子供を産み、その後体を壊したということもあって、音楽がちょっと遠のいたのでしょうね。特に育児中は音楽への興味も薄れますし(それどころじゃないよ、って話です)。

今日お届けするこの曲も、今もラジオでちょくちょく聴くものの、いったい誰の曲なのか?いつ頃の曲なのか?さっぱり分からずに過ごしてきてしまいました。でも、一度聴くとけっこう気になるんですよね。誰だ?これは?!

最近、イギリスで行われた屋外ロックフェスのビデオに登場した彼らを見てようやく初めて名前を覚えました(汗)。カイザーチーフス。彼らは間違いなくブリットバンドだと思っていましたが、やっぱりそうでしたねえ。これだけイギリス色を出せるっていうのも、、、なんなんでしょう。

声?そんなワケないけど…でも、この声、アメリカ人っぽくはないなあ。何がどう違う、と言われても困りますけど、ちょこっと裏返る声が妙にセクシーでそんなところが80年代のブリットバンドを思わせるんですよね。…この歌詞をこの人が歌うと妙にイギリス人っぽい発音になるということなのかもしれません。

そして、声もそうですが、陰鬱な短調メロディーから途中で転調するのもなんともいえずイギリスちっく。そう…まさに正統派イギリス・ロックを引き継いだとしか思えないメロディなんですねえ。

さて。この歌詞は…歌詞そのもの云々以前に、ものすごく韻を踏んだ歌詞になっているのが特徴です。

Watching the people get lairy (ウォッチング・ザ・ピープル・ゲット・レイリー)
Is not very pretty I tell thee (イズ・ノット・ベリー・プリティー・アイ・テル・テーイ)
Walking through town is quite scary (ウォーキング・トゥルー・タウン・イズ・クワイト・スケーリー)
And not very sensible either (アンド・ノット・ベリー・センシブル・エイダー)


こんな感じに最後に「エイー」もしくは「イー」が強調されているんですよね(ちょっとカタカナでは表現しずらいですが)。こういう、、、韻と歌詞を楽しめるようになると英語の曲も聴くのが楽しくなりますね。

歌詞の内容は…といえば、この曲名「暴動を予見する」の内容そのもので、何も難しいことは言っていません。しかし、このどうしようもない様子が…いかにもイギリスの貧困白人労働者階級の様子、という感じで哀れさをただよわせています。

When do you predict a riot? (暴動を予見するのはいつですか?)もしこんな質問があったら…?そうですねえ~。オランダで暴動が起きる可能性No.1といえば、アヤックスvsフェイエノールト(サッカー)の試合かな。過去に何度も恐ろしい暴動が発生しています。ここ10年は両クラブのサポーター(フーリガン)を接触させない完全ホーム試合を行っているので大きな暴動には発展していませんが。

普段はこういう恐ろしい方々を見かけるチャンスはあまりないんですが、試合がある日はたまに見かけますね。どこからやってきたんだ?この人たちって感じの、、、方々。いかにもガラ悪~って、、、これが判っちゃうのって、ガラ悪な雰囲気はやっぱり世界共通ってことなんでしょうか。不思議です。






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

優しい歌声が心を打つ - ザ・キラーズ

09 23, 2018 | Tag,ロック,アメリカ,ソフト,オルタナティブ,インディーロック


本日ご紹介する曲 - The Killers - Read my mind

1週間ほど所用で日本に行ってきました。今回は久々直行便で行ったのですが、まぁ~驚いたのが日本を訪れる外国人(ヨーロッパ人)がすごく増えたこと!一方…ヨーロッパを訪れる日本人観光ツアー団体客が相変わらず少ないこと…(涙)!

今回は、関空行きが欠航になっていたこともあり、ほぼ満席だったのですが、私の周りは外国人ばかりでした。しかも、意外とお年を召した方が多いのも特徴。こんなに長距離で十何時間も飛行機に乗らなきゃいけないのに…ようやるなあ。しかも、団体じゃなくて個人旅行ですよ。

昔は、西欧人といえば、日本人と結婚した配偶者とビジネスパーソンくらいしか目立たなかったので…時代は変わるものですねえ…。

私は4人席に座っていたのですが、両隣スペイン人でした。左側に座っていたスペイン人のカップルは二人一緒にジブリの「火垂るの墓」を見ており、「なんでこんな悲しいアニメを見ているの?」と驚きました。女性は泣いていたような…。私もこれを見たら泣いちゃって着く前にボロボロになるので、人前で見ることはできませんよ…。

でも、昔は日本人ばかりが海外に目を向けているという感じでしたが、最近は日本のことを知ろうという外国人も増えたというのはちょっとうれしいですね。

そんなわけで?本日は、日本を舞台にしたPVとして有名なキラーズのRead my mindをご紹介します。

この曲はもう10年以上も前の曲で、この当時日本便に乗っていた外国人はまだまだ少なく日本の注目度は低かった…そう考えると、「先駆者」でもないけど、まぁ多少は今のブームの先駆け的存在と言ってもいいかもしれませんね。

それにしても、外国人は秋葉原とか新宿の繁華街好きですよねえ~…。うちのだんなも例外にもれず。で、彼のパソコンの壁紙もたいていソレ系です(彼は日本オタクではないけれども)。そんな彼らの影響を受けたのか、私も視点が外国人に近づきつつあり…、私のパソコンの壁紙も東京の夜景になってますわ(苦笑)。

ガチャピンがたくさん出てくるのも可愛らしく、最後カプセルホテルで一緒に寝るのも外国人的視点というべきなのか。。。?あんなもんと一緒に寝たら、狭くなるやん!!(…笑)

このキラーズはラスベカス出身のバンドですけど、表現は難しいのですが、変にアメリカっぽくなく、世界でスーッと受け入れられるような音楽が特徴です。私はボーカリストの声が好きなのですが、特にこの曲の彼の声が好きで、聞くと優しい気持ちになります。精神安定剤的な存在と言ってもいいかも。

実際この曲は、キラーズの楽曲の中でも人気がある曲で、音楽関係者からも評価が高い曲なのだそうです。

さて、メロディーが優しく、ボーカリストの声も心地よいこの曲ですが、一方で、歌詞は抽象的で何を意味しているのか、この曲のメインポイントはいったい何なのか?理解するのは非常に難しい曲です。「英語ができないから理解できない」のではなく、英語ネイティブの人にとっても、とらえ方が千差万別となる難しい部類の曲と言ってもよいでしょう。

どうやら二人が関係し、この二人の関係について抽象的に語ってます。この二人は恋人同士なのかもしれないし、親友や家族なのかもしれません。なぜ心を読む(can you read my mind) 必要があるのか?心を読んだらどうなるのか?その辺りがさっぱりよく分からないのです。

個人的な解釈として、私はこんな風に考えました。

二人は恋人同士なのですが、彼女の仕事が決まり(もしくは大学進学のためでもなんでもよい)田舎町を出ていくことになりました。

僕はまだ彼女のことが好きで、できれば一緒にいたいし、彼女もどうするか迷っています…。でも。彼女の将来が輝いたものになってほしいから、だから…敢えて彼女の背中を押すのです。

でも、将来は分かりません。もしかしたら、僕もまだ外に出ることをあきらめていないのかもしれないのです。彼女を追っていつか僕も彼女の住む都会に行きたい…。僕の心は、今の別れに絶望なんて持っていないのです。今、この別れは永遠の別れなんかじゃなく、未来へつながる第一歩なんだよ。そんな僕の気持ちを読んで彼女には先に進んでほしい。

何度も歌詞を読んで、眺めて、聴いて…そんな風に感じました。いかがでしょう?

話はまたもとに戻りますが、この名曲のPVに彼らが東京を選んでくれた…素直にうれしいな、って思います。秋の新宿御苑(?)がまぶしいです!






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

客観的に自分の住む世界を見る - Collective Soul

09 06, 2018 | Tag,ロック,アメリカ,オルタナティブ


本日ご紹介する曲 - コレクティブ・ソウル - The world I know

またまたずいぶん日にちが経ってしまいました。本当は東京オリンピックまでに1000曲ご紹介という目標があったのですが…遠いなあ~。ムリかもしれないなあ~(←このままいくとムリだろ…)。

2学期が始まり、ヤフーニュースではずいぶん学校に行きたくない子供たちへキャンペーンを行っていたように思います。今はそんなに学校に行きたくない子が多いのかな…?昔と比べて今がどうなのか?今の日本の状況がどうなのか?事情はイマイチ分かりませんが、私は学生時代、わりと幸せな日々だったと思います。

幸せな…というと、お友達がたくさんいた学生時代?いえいえ、そうではないんです。むしろその逆で。孤独になるのが許された学生時代、っていうのかな。

私は小学生の頃から、割と自分を優先するタイプで中学はお友達より自分を選んで中学受験して女子校に入りました。女子校っていうと、ドロドロ女の世界がありそう?と思うかもしれませんが、そこはどっこい、、、むしろさばさばとしていて、どんな人もそこにいてオッケー、みたいな雰囲気だったのです。

小学6年生から洋楽に目覚め(しかもいきなりヘヴィメタロック系…)、はっきりいって音楽の話題で盛り上がれる人は誰もいませんでした。そこで入った学校が一応お嬢様学校でしょ。そこでヘヴィメタ…。どう考えても仲間はいないでしょ(笑)。でも、当時の私にとって音楽はもっとも譲れない、最重要の趣味だったので、中学生にしてすでに真の友達を探そう、と思うことをあきらめてしまったのです。「どーせ、いないでしょーよ」と。

しかも、外国映画に憧れておりいろいろ見ていたせいもあって、「独立した女性」みたいなものに妙な憧れがありました。なので、友達とつるむよりも孤独でいる自分をカッコいい、と思っていたところがありまして…(笑)。そんなんで、ひとりでいる自分に酔ってるみたいなところがありましたね。高校生の頃は(笑)。

まぁ、適当にコミュニケーションを取る術には長けていたこともあって、グループを組まなきゃいけない時に独りぼっちになっちゃう、てこともありませんでした。話たければ話しかける。つるみたくなければシラっと一抜け…。けっこう自由だったなあ、と思います。

そして、その時に確立した人との付き合い方は今もずーっと同じ。自分が会いたい人に会いたいときに声をかけて会う、自分の行きたいところに行くけど一緒に行きたいという人がいれば一緒に行く、ただそれだけ。

そう考えると、音楽が今の自分を作り上げたのかなあ、と。自分の好きな音楽を優先したからこそ、今の自分がある、そんな感じですかね?

さて。本日ご紹介するバンド「コレクティブソウル」は、90年代に大好きだったバンド。ファンの間じゃ、彼らは過小評価されているっていう話で、日本ではあんまり人気がないかもしれませんねえ。でも、私はこのバンド、大好きでした。アメリカではとても人気あったので、アメリカにいた時代にはよくラジオから流れてました。なので、このバンドの曲を聴くとアメリカ時代を思い出します。

「好きでした」と過去形になってしまってますが、アメリカでは今でも継続中のバンドです。ただ、ヨーロッパには名前は轟きませんねえ。たぶん、ヨーロッパではまったくライブ活動もセールス活動も行っていないのではないかと、、、。

コレクティブソウルは、ヴォーカリストであるエド・ローランドが中心となったバンドで、彼はバークリー出身の本格派です。ただ…本格派ってやっぱり頑固?このバンドも90年代に成功を収めた後、自分たちの音楽にいろいろ口出ししてくる大手レコード会社「アトランティック」に対し不満を持ち、自分たちのレーベルを作って独立してしまいます。

多いですね~こういうバンド。だからこそ、ヨーロッパに来るどころじゃない、てことなんでしょうが…。商業的成功よりも自分たちの音楽優先。彼らのコア・ファンであれば、それもうれしいかもしれませんが、大陸を超えたファンとしては…やっぱり名声がここまで到達してほしいかも(苦笑)。

今日ご紹介するこのThe world I knowは、ビデオだけみると何やらシリアスでいったい?という感じですが…。この曲は、エド・ローランドによると、ニューヨークで散歩中に街や人々を観察していて感じたことを曲にしたのがきっかけ、とのこと。色んな人々、お金持ちも貧しい人も、観光客もビジネスマンも…そんな人を吸収している街。。。そんな姿を客観的に見て、思ったことが歌詞になったのだそう。

So I walk up on high (高いところに登り)
And I step to the edge (端っこに立ってみた)
To see my world below (下に広がる自分の世界を見て)
And I laugh at myself (なんだかおかしくなって笑ってしまった)
While the tears roll down (一方、涙を流しながら)
'Cause it's the world I know (だって、それは私の知っている世界だから)
Oh it's the world I know (だって、それは私の知っている世界だから)

歌詞を訳してみると、なんてことない、当たり前のことが書いてあるんですが…。

見方を変えて、自分の世界に当てはめてみると。自分が喜んだり怒ったり悲しんでいる世界。ちょっと自分の視点を変えて、その世界を上から客観的に見てみる。すると、やっぱり泣きたくなったり、笑いたくなったりする世界が広がっている。

世界中、どこに住んでいようと、幾つであろうと、どんな生活を送っていようと…人間、誰もが似たり寄ったり同じような考えを持って暮らしているのだなあ。なんとなく、そんな風に、身近に感じて。やっぱりいつ聴いてもいいなあ、と思うコレクティブソウルの歌なのでした。






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事

大声で歌えば気分爽快 - バッド・イングリッシュ

07 31, 2018 | Tag,ロック,アメリカ,バラード,恋愛


本日ご紹介する曲 - バッド・イングリッシュ - When I see you smile

ちょっと嫌なことがあり、ムシャクシャしています。仕事に関連することなのですが、仕事については…ちょっとここでは書くことができません(誰がどこで読んでいるか分かりませんので)。

最近、世の中は不公平感を感じる人が増えつつあるんでしょうか?例えばモンペやクレーマーなんか典型的な不公平感を訴える人だと思うんですが…。

不公平だから平等にしろ!それは分かるのですが、いったい平等とはどういう状況を平等というのでしょうか?AさんにもBさんにも平等に仕事を分け与えたとしても、Aさんの能力がBさんよりずっと勝っていれば、Aさんは毎日残業ナシで帰り、Bさんは残業代を貰って同じ仕事をする。はたまた同じ仕事なんだから残業代はナイ、というパターンも考えられます。

世の中、誰一人として同じ力量を持つわけではありません。多くの力量を持つ強い人が弱いものを助けるのは当たり前だと思うのですが、この不公平感漂う中では、なかなかそうは思わない人もいるようでちょっと悲しかったりします…。

まぁ、でも、この間の豪雨で自分の危険を顧みず、取り残された方々を助けた若者の話などもあり、世の中まだまだ捨てたもんじゃないぞ!と気を取り直したりしているのですが…。

さて。こんな風に落ち込んでいたり、むしゃくしゃしたりするときに欠かせないのが、ザ・音楽!こういうときは、ひたすら気持ちのよい曲、よい思い出の残る曲、昔懐かしい曲…そんな曲がグッドです。

よい思い出…は世代によって全然違うと思うので、こうなるとアラフィフおばちゃんの昔話、みたいになっちゃうかもしれませんが、やっぱり80年代くらいの曲は単純で簡単で、自分自身も夢も希望もあった(?)ということで、好きな曲がたくさんあります。

今日ご紹介するBad EnglishのWhen I see you smileはなんというか…ちょっと臭すぎるかも…というもったいぶったメロディが大好きで、今聞いても、錆の部分は大声で歌ってしまうほど、、、です。

When I see you smile (君の笑顔が見られたら)
I can face the world (僕は世界に立ち向かえるよ)
Oh oh (オーオー)
you know I can do anything (ね、僕はなんだったってできる)
When I see you smile (君の笑顔が見られたら)
I see a ray of light (一本の光の筋が見えるよ)
Oh oh (オーオー)

なーんて、くさい、、、臭すぎる歌詞なんだ~…!!と思いながら、なんとなくわざとらしく歌うのです。特にオーオオ~~!の部分、口をOの字にしながら大げさに。

決してこのシーンは誰にも、家族にも絶対見せられたもんじゃありませんが(笑)。しかし、これを何回か繰り返すうちに、気分がハイになってくるから、あら不思議。いや~…名曲ですね~…(?!)。

このバンドは通算4年しか活動しておらず、出したアルバムはたった2枚。もうちょっと活動していれば、今も名高いバンドになったかもしれませんが、なんせ活動期間の短かったが故、今は知る人ぞ知る…みたいな感じになっています。

でも、この歌詞…知ってる人はきっとプロポーズなんかに使っているかもしれませんね。この世代を知らない若い人にもぜひ歌ってほしい一曲です。






↓ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。↓

にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村
関連記事
プロフィール

ETAPPE

Author:ETAPPE
小さい頃から洋楽(主にロック系)にハマり、現在に至る40代女性です。音楽の話題で意気投合した男性と結婚し、現在は海外(ヨーロッパ)に在住しています。

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
音楽ジャンル
最近の記事+コメント
年代別カテゴリ
月別アーカイブ
訪問者数